
主体的な人、ロジカルな人、自分ごとにできる人──よく挙がる答えはいろいろありますが、アルチェコが求めるのはたった一つ。
「理不尽や無理難題に直面した時に、心の底からやりたかったことだと自分をうまく騙せる人」です。
例えば、デジタルマーケティングの専門家が「ドブ板営業のほうが事業に合う」と分かった時、スマートな手法へのこだわりを捨てて泥臭い営業を「これこそやりたかったことだ」と本気で思えるか。
新規事業では最適解が日々変わるため、過去の成功体験やプライドに縛られない柔軟さが問われます。
さらに語られたのが「嫌いなことを好きになるスキル」の重要性。
新規事業は想定外の連続であり、自分の得意領域だけで勝負できることはほぼありません。デジタルに強い人が足で稼ぐ営業を楽しめるか、企画畑の人が泥臭いオペレーションを受け入れられるか──
その転換力こそが、事業を前に進める原動力になります。
我々も「成功しなければ会社も個人も致命的」というプロフィットシェア型の契約を採用し、全員がヒリヒリしながら事業に向き合う環境を自ら作り出しています。
結局、新規事業に向いている人材とは「尖っているけど柔軟な人」。自分の強みを持ちながらも、状況に応じて武器を持ち替えられる人こそが、不確実性の高い新規事業の現場で生き残れるのです。
ARC channel
アークチャンネルは、新規事業開発の実践者たちが好き勝手喋るVTRの内容を、スタートアップスタジオの先輩社員の神谷と、大学生インターンの五十嵐がゆるく、まじめに掘り下げていくトーク番組です。\n\n・大企業特有の「新規事業の闇」\n・スタートアップの人材採用や育成の舞台裏\n・AI時代ならではの企画ノウハウ\nなど、『そこまで言っていいんかい!』な新規事業のリアルに切り込みます。
主体性、自分ごと化、論理的思考といった条件はどれも外れてはいませんが、10年間その基準で採用・配置してきて残ったのは別のものでした。理不尽や無理難題を前にしても、その線引きをせずに進められるかどうかが分かれ目です。
初期フェーズでは成り立ちません。得意なやり方が最適ではなくなる日が来ますし、そもそも代役が存在しないからです。守備範囲の外側の仕事が常に発生するため、配置で解決できる状況になりません。
あまり意味がありませんでした。動機は状況で変わるためです。合わせるべきは動機ではなく、想定外の仕事が降ってきたときの処理の仕方のほうです。
質問を1つだけ使っています。経歴でも志望動機でもなく「これまでで一番やりたくなかった仕事を、どう処理したか」を聞きます。我慢したと答える人は続きません。環境を変えたと答える人も、変える先が存在しない初期フェーズでは苦しくなります。
できます。気合いの話にせず、そういう人が集まり、そういう働き方が例外にならない箱を先に作ることです。線引きを個人に委ねている限り、同じ問題が繰り返し起きます。